時をかける少女 感想 ネタバレかも

好きって気持ちを伝えたかった千昭が、物事の展開を読んで、その言葉を飲み込んだのが切なすぎる。やっぱり私自身が少しだけ大人になった分、好きだを怪我しないように気をつけろよに言い換える千昭の気持ちがわかる。恥ずかしながら2、3年前に見たときは会えないから好きだを伝えないことにした、ということしかわからなかった。だけど、もう隣に立って守ってあげることができないから、もうその言葉を託していくことしかできないから、自分があの子を好きだという気持ちよりも最優先させたかったのがあの子の命とか幸せとかそういうものなんだなあと思った。というか好き、よりもあのセリフは最大の告白なのかも。でもきっとそのことに気がつくのは高校一年生のあの子はまだずっとずっと先で。
未来で待ってる、って言葉は本当に堪らない。前向きな言葉で、伸ばされた手が本当に優しい。あの待ってる、は絵のことだと言われているけど、私はもう会えないことはわかってても、前向きな言葉でさよならしたい千昭の優しい気持ちなのだと思っている。
とにかく時をかける少女が大好きでただ3回目の視聴で感じることも増えたから急いで書き残しておくだけ。
駄文です。