日向坂で会いましょう

今回の「日向坂で会いましょう」が本当に良かった。

番組の公式Twitterから予告をお借りしてきた。「4thシングルヒットキャンペーン 一歩踏み出せない女子高生を元気付けましょう!」
今回のヒットキャンペーンは
メンバーが千葉のとある女子校にサプライズ潜入!」

潜入なんてドキドキする。ハッピーオーラをテーマとする日向坂46が高校生を元気付けるなんて素敵だと思った。

いい点はヒットキャンペーンなことだ。これまで日向坂46はヒット祈願と称して、過酷なことにチャレンジしてきた。もちろん感動はした。こんなにこの曲が売れるためにこの子たちは頑張っているんだと。けれどやはり違和感があった。私たちは彼女たちのことが大好きなのにどうしてこんなに辛そうなところを見ないといけないのだろうか。結局それは私たちが彼女たちの頑張りを消費しているに過ぎないのではないか。ヒット祈願を否定しているわけではない。けれど、ヒット祈願に複雑な思いがあるのは確かなので、今回のヒットキャンペーンは楽しそうなところが見れて本当に嬉しかった。日向坂46の良さが前面に出ていたと思う。

 次に良かった点は、番組制作陣の高校生に対する目線だと思う。教室には日向坂46を好きなんだろうなと思う子もいれば、そこまで興味のない子もいたと思う。その教室の様子をカットすることなく、言葉を濁さずにいえば、日向坂に喜ぶ学生たちだけを映さなかったところがとても良かった。忖度がない。そして愛がある。番組に協力してくれた高校生への愛を感じた。

それで良いのである。興味があることは人それぞれだ。

 最後はやはり日向坂46が楽しそうだったところだ。潜入組の高本彩花が、生徒に可愛いと言われたと心底嬉しそうに廊下を駆ける姿が印象的だった。ラジオ組もやさしく愛のある態度で、生徒へのお悩み相談をしていて素晴らしかった。特に、番組でもフューチャーされていたが、まなふぃー。まなふぃーがすごく良かった。共感しつつ真摯に悩み事と向き合っていたし、そのあとちょっとズレたタイミングでがんばりまなふぃーと言って生徒を困らせていた。だが、そのあとに生徒が頭の上で手を作り、真似たがんばりまなふぃーに素敵なやり取りを見た。

 書き出せば止まらないが、本当に今回の「日向坂で会いましょう」は心に残るものだった。

最後に、オードリー が好きな人ー?とキャプテンが訪ねた時、大きな声でだいすきー!と叫んだあの子へ。大好きです。

おしまい。